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航空機エンジンの製造から始まったBMWは、自動車やモーターサイクル分野で、様々な革新的なエンジンを生み出してきました。
エンジン製造から60年以上が経過した1983年には、BMWで初めてディーゼルエンジンを搭載した5シリーズが登場 。ここからディーゼルモデルの歴史が始まりました。
現在のディーゼルモデルは、よりパワフルで環境性能が優れた「クリーンディーゼル」を搭載し、走りも環境性能もさらにグレードアップしています。
そこで本記事は、BMWのディーゼルモデルの特徴やメンテナンス方法、現行モデルなどをご紹介していきます。
BMWのディーゼルモデルに興味がある方や、ご購入を検討されている方は、ぜひ目を通してみてください。
BMWの次世代エンジン「クリーンディーゼル」とは
現在のBMWのディーゼルモデルには、2012年に登場した「クリーンディーゼル」が搭載されています。
「クリーンディーゼル」は、現在の厳しい排ガス規制に適応するために、最先端の排ガス後処理装置を搭載した新しいディーゼルエンジン。8速ATや新構造のターボも組み込まれており、走行性能も大幅に向上しています。
まずは「クリーンディーゼル」の特徴をご紹介していきます。
「BluePerformanceテクノロジー」で排気ガスを浄化
BMWの「クリーンディーゼル」には、燃焼前後で排気ガスの有害物質を抑える「BluePerformanceテクノロジー」が搭載されています。
「BluePerformanceテクノロジー」は、次のようなシステムを搭載しています。
- アドブルー(高品位尿素水)を排気経路に噴射し「尿素SCR触媒」でNOxを削減
- DPF(粒子状物質除去フィルター)で排気ガス中の粒子状物質を除去
これらの高度なシステムのおかげで、ガソリンエンジンよりもクリーンな排気ガスが排出されます。もはや「ディーゼルエンジン=黒煙が排出される」というイメージは、過去のものとなりました。
低回転域から高回転域まで気持ち良く回る
BMWの「クリーンディーゼル」には、最新の高圧燃料噴射システム「コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム(CRDI)」や、2種類のターボシステム「2ステージ・ターボ・システム」が採用されています。
これにより、「発進時から力強く、アクセルを踏み込んでもしっかりと加速が続いていく」といった、新しいディーゼルエンジンのフィーリングが味わえます。
軽量で理想の重量バランスを実現
圧縮比が高いディーゼルエンジンは、エンジン本体が強固に作られるため、ガソリンエンジンよりも重くなりがちです。
しかしBMWのディーゼルエンジンは、アルミニウム合金性のクランクケースを採用し、浄化装置をシンプルな構造にすることで、大幅な軽量化に成功しています。
また、エンジンを極力車両の中央に寄せ、50:50の理想的な重量配分に近付けています。このおかげで、軽快なハンドリングが楽しめるようになっています。
BMWのディーゼルモデルの特徴
先ほどご紹介した「クリーンディーゼル」を搭載したディーゼルモデルは、次のような特徴を持ちます。
- 燃料コストが低い
- パワフルで余裕のある走り
- 燃費性能や静粛性も高い
燃料コストが低い
先述したように、「クリーンディーゼル」は燃費性能が非常に優れています。また、ディーゼルモデルは使用燃料が軽油であることもポイントです。
軽油はガソリンモデルで使用されるハイオクガソリンよりも、リッターあたり30円程安いため、燃料コストが大幅に抑えられます。(2024年10月時点 )
例えば3シリーズの「320i セダン」と「320d xDrive セダン」のガソリン代を比較すると、(1,000km走行で算出)
- 320i セダン・・・約11,700円
- 320d xDrive セダン・・・約7,900円
上記のように、ディーゼルモデルの方が3,800円程安く抑えられます。
最近は燃料価格の上昇が激しくなってきたため、やはり燃料コストが抑えられるのは、ディーゼルモデルの大きな強みだと言えるでしょう。
パワフルで余裕のある走り
ディーゼルモデルはガソリンモデルと比べて70〜120kg程重くなっています。
しかしその分エンジンのトルクが大きいため、重さを感じることはほとんどありませんし、むしろ軽快な加速力を発揮します。
特に坂道での発進や加速、高速道路の合流シーンで、加速力の違いがはっきりと体感できます。
燃費性能や静粛性が高い
ディーゼルエンジンには多段式のミッションが搭載されているため、エンジン回転を抑えたまま巡航走行が続けられます。
また、ディーゼル特有の振動もほとんど無く、巡航中の車内はとても静かです。
長時間走行しても快適に過ごせるため、旅行や出張などのロングドライブにも向いていると言えるでしょう。
BMWのディーゼルモデルを購入する前に知っておきたい注意点
先進的な「クリーンディーゼル」を搭載したBMWのディーゼルモデルですが、もちろんメリットばかりではありません。
ここからは、ディーゼルモデルを購入する前に知っておきたい注意点をご紹介していきます。
車両本体価格は若干高め
ディーゼルモデルの価格は、同クラスのガソリンモデルと比べて5%程高めに設定されています。
これは、排気ガスの浄化装置や専用の燃料ポンプ、インジェクター、エンジンなどといった専用の部品が使われているからです。
ただし、先述したように燃料コストがガソリンエンジンよりも低かったり、ディーゼルエンジン特有の加速や乗り味が楽しめたりと、価格差以上の価値があるのも事実です。
購入をご検討されている方は、予算とニーズをしっかりと把握した上で比較検討を行うようにしましょう。
ディーゼル特有のメンテナンスが必要
ディーゼルモデルは、排気経路に吹き付ける「アドブルー」を定期的に補充する必要があります。
また、排気ガスの浄化装置(DPF)が目詰まりを起こした場合、清掃や交換が必要になります。
ただし、これらのメンテナンスは頻繁に行わなければいけないというわけではありません。
「アドブルー」は、満タン状態からだと、ほぼ1年間は補充の必要がありません 。※1,000km走行で約1L消費、1年=10,000kmとして計算しています。
「DPF」の清掃も30,000kmに1度 の頻度となります。※車種や年式、使用環境によって前後します。
ディーゼルモデルの定期的なメンテナンスについては、次項で詳しくご紹介します。
BMWのディーゼルモデルのメンテナンス方法
ディーゼルモデルを所有するにあたり、定期的なメンテナンスを行う必要があるのは、
- エンジンオイルの交換
- アドブルーの補充
となります。
エンジンオイルの交換
ガソリンエンジン同様に、ディーゼルエンジンも定期的なオイル交換が必要です。
エンジンオイルの交換タイミングは、基本的に1年もしくは15,000km毎 で、交換タイミングが近付くと、車両のモニターで知らせてくれます。
また、ディーゼルモデルで使用する純正オイルは、保護性能に優れた「セレクション LL-04 5W-30」と、燃費向上性能も追加されている「プレミアム LL-19FE 0W-30」の2種類があります。
高回転でハイパフォーマンスも秘めた「クリーンディーゼル」には、できるだけ純正オイルを使用することをおすすめします。
アドブルーの補充
「クリーンディーゼル」に使われているアドブルーは、定期的な補充が必要です。
もちろん車種にもよりますが、アドブルーはおよそ1,000km走行すると1L消費します。BMWのアドブルーの補充タンクは12〜15L ほどであるため、最低でも12,000km走行すると補充が必要になります。
アドブルーの残量や補充タイミングは、モニターの車両情報からすぐにご確認いただけます。
また、アドブルーが無くなってもしばらくの間は走行が続けられますが、車両側でエンジンが再始動しなくなるようにプログラムされているため注意が必要です。
警告メッセージが出たらすぐに予備のアドブルーを補充するか、最寄りのBMW正規ディーラーに立ち寄るようにしましょう。
BMWのディーゼルエンジン搭載モデル
現在のBMWにラインナップされているディーゼルモデルは、以下の通りとなります。
- 2シリーズ(218d アクティブ ツアラー)
- 3シリーズ(320d xDrive セダン / ツーリング)
- 4シリーズ(420d xDrive グラン クーペ)
- 5シリーズ(523d xDrive セダン / ツーリング)
- 7シリーズ(740d xDrive)
- 8シリーズ(840d xDrive グラン クーペ)
- Xシリーズ(X1 xDrive20d / X5 xDrive35d Edition X / X5 xDrive40d / X6 xDrive35d / X7 xDrive40d)
※2024年10月時点
※1シリーズ、2シリーズグランクーペ、X4のディーゼルモデルは2024年に生産終了となりました。ただし、今後マイナーチェンジやモデルチェンジによって新たなディーゼルモデルが追加される可能性もございます。
2シリーズ
BMWの中でもコンパクトな2シリーズでは、ハッチバックの「アクティブツアラー」にディーゼルモデルがラインナップされています。
「アクティブツアラー」は車内空間が広く、収納能力に優れた特徴を持ちます。
また、元々コンパクトで燃費性能が優れているモデルでしたが、「クリーンディーゼル」が搭載され、さらに燃費性能に磨きがかかっています。
日本の公道にぴったりのサイズですので、気軽にBMWに乗りたいとお考えの方にもおすすめです。
218i アクティブ ツアラー※ガソリン | 218d アクティブ ツアラー | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCガソリン | 直列4気筒DOHCディーゼル |
車両総重量(kg) | 1,805 | 1,875 |
排気量(cc) | 1,498 | 1,995 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 115〔156〕/5,000 | 110〔150〕/4,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 230〔23.5〕/1,500-4,600 | 360〔36.7〕/1,500-2,500 |
WLTCモード燃費(km/L) | 14.5 | 18.4 |
車両本体価格(円) | 510万円 | 532万円 |
3シリーズ
BMWの中核を担う3シリーズ。シンプルで洗練されたデザインを持ち、乗用車クラスの中では比較的コンパクトで運転しやすいため、人気があります。
3シリーズでは、「セダン」とステーションワゴンの「ツーリング」にディーゼルモデルがラインナップされています。
また、ディーゼルモデルにもMスポーツサスペンションや、専用のインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」が搭載されています。スポーツ走行を楽しみたい方にもご満足いただけるでしょう。
320i※ガソリン | 320d xDrive セダン | 320d xDrive ツーリング | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCガソリン | 直列4気筒DOHCディーゼル | 直列4気筒DOHCディーゼル |
車両総重量 | 1,825 | 1,945 | 2,015~2,035 |
排気量 | 1,998 | 1,995 | 1,995 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 135〔184〕/5,000 | 140〔190〕/4,000 | 140〔190〕/4,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 300〔30.6〕/1,350-4,000 | 400〔40.8〕/1,750-2,500 | 400〔40.8〕/1,750-2,500 |
WLTCモード燃費(km/L) | 13.0 | 15.5 | 15.5 |
車両本体価格(円) | 686万円 | 728万円 | 746万円 |
4シリーズ
3シリーズを「クーペ」に仕立て上げたシリーズ。スタイリッシュで実用性が高いのがポイントです。
ガソリンモデルの「クーペ」や「カブリオレ」は2ドア仕様ですが、ディーゼルモデルがラインナップされているのは、4ドア仕様の「グランクーペ」となります。
内装も3シリーズと比べてスポーティに仕上がっているのもポイントです。人間工学に基づいて設計されたシートに座ると、まるでスポーツカーに乗っているような気分が味わえます。
3シリーズよりもスポーティなモデルに乗りたいという方におすすめのモデルです。
420i グラン クーペ※ガソリン | 420d xDrive グラン クーペ | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCガソリン | 直列4気筒DOHCディーゼル |
車両総重量(kg) | 1,945 | 2,045 |
排気量(cc) | 1,998 | 1,995 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 135〔184〕/5,000 | 140〔190〕/4,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 300〔30.6〕/1,350-4,000 | 400〔40.8〕/1,750-2,500 |
WLTCモード燃費(km/L) | 12.9 | 16.0 |
車両本体価格(円) | 716万円 | 768万円 |
5シリーズ
BMWの中では最も歴史が古く、伝統のあるシリーズです。こちらも「セダン」とステーションワゴンの「ツーリング」にディーゼルモデルがラインナップされています。
車重は2トン程ありますが、トルクが大きいディーゼルエンジンを搭載しているため、運転中に重さを感じることはほとんどありません。
インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」が、あらゆる路面状況で的確にトラクションを伝えてくれるため、走行中の安定感も抜群。
ディーゼルエンジンが持つパワーを最大限に生かした、ワンランク上の走りをご堪能いただけます。
523i※ガソリン | 523d xDrive セダン | 523d xDrive ツーリング | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCガソリン | 直列4気筒DOHCディーゼル | 直列4気筒DOHCディーゼル |
車両総重量 | 2,035 | 2,145 | 2,215 |
排気量 | 1,998 | 1,995 | 1,995 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 140〔190〕/5,000 | 145〔197〕/4,000 | 145〔197〕/4,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 310〔31.6〕 /1,500-4,000 | 400〔40.8〕 /1,500-2,750 | 400〔40.8〕/1,500-2,750 |
WLTCモード燃費(km/L) | 14.4 | 16.6 | 15.7 |
車両本体価格(円) | 798〜868万円 | 918万円 | 890〜960万円 |
7シリーズ
高級大型サルーンに位置付けられる7シリーズは、ほかのシリーズと比べて見た目や存在感が一味違います。
オプションの「スカイラウンジ・パノラマ・ガラスサンルーフ」や「エグゼクティブ・ラウンジシート」を選ぶと、高級リムジンに乗っているかのような気分でゆったりと寛げます。
また、「シルキーシックス」と呼ばれる直列6気筒エンジンは、最大トルクが66kgmと、パワフルな仕様。大型サルーンでありながら燃費が14.7km/Lと、低燃費なのもポイントです。
間違いなくBMWの最高峰ディーゼルモデルだと言えるでしょう。
740i※ガソリン | 740d xDrive | |
エンジン種類 | 直列6気筒DOHCガソリン | 直列6気筒DOHCディーゼル |
車両総重量(kg) | 2,395 | 2,505 |
排気量(cc) | 2,997 | 2,992 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 280〔381〕/5,500 | 210〔286〕/4,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 520〔53.0〕/1,850~5,000 | 650〔66.3〕/1,500~2,500 |
WLTCモード燃費(km/L) | 12.8 | 14.7 |
車両本体価格(円) | 1,598万円 | 1,598万円 |
8シリーズ
こちらも7シリーズと並んでBMWのトップに君臨するシリーズ。ラグジュアリーな仕様にスポーツテイストも加えた最高級クーペです。
ディーゼルモデルは「グランクーペ」のみの設定ですが、4ドア仕様でもクーペの美しさが損なわれることのないデザインとなっています。
Mスポーツバンパーや、専用ホイールが標準で装備されているのもポイントです。
また、スタイリッシュなデザインでありながら、440リッターのトランクも設けられており、出張や旅行、お買い物などの日常シーンでも活躍します。
最高峰クラスのスポーツディーゼルをお求めの方は要チェックです。
840i グラン クーペ※ガソリン | 840d xDrive グラン クーペ | |
エンジン種類 | 直列6気筒DOHCガソリン | 直列6気筒DOHCディーゼル |
車両総重量(kg) | 2,145 | 2,255 |
排気量(cc) | 2,997 | 2,992 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 250〔340〕/5,000 | 235〔320〕/4,400 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 500〔51.0〕/1,600-4,500 | 680〔69.3〕/1,750-2,250 |
WLTCモード燃費(km/L) | 11.0 | 12.3 |
車両本体価格(円) | 1,358万円 | 1,430万円 |
Xシリーズ
高い走破性と実用性を兼ね備えたXシリーズは、BMWの中で最も人気があります。
Xシリーズでは、X1、X3、X5、X6、X7と、幅広くディーゼルモデルがラインナップされています。
力強いディーゼルエンジンと「xDrive」を組み合わせた走りの安定感と信頼性は抜群。
ファミリーカーとしてはもちろん、スキーやキャンプなど、アクティビティを楽しむ方の相棒としてもおすすめです。
X1 xDrive20d | X5 xDrive35d Edition X | X5 xDrive40d | X6 xDrive35d | X7 xDrive40d | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCディーゼル | 直列6気筒DOHCディーゼル | 直列6気筒DOHCディーゼル | 直列6気筒DOHCディーゼル | 直列6気筒DOHCディーゼル |
車両総重量(kg) | 2,015 | 2,755 | 2,775~2,805 | 2,545 | 2,945 |
排気量(cc) | 1,995 | 2,992 | 2,992 | 2,992 | 2,992 |
最高出力(kw〔PS〕/rpm) | 110〔150〕/4,000 | 210〔286〕 /4,000 | 250〔340〕/4,400 | 210〔286〕/4,000 | 250〔340〕 /4,400 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) | 360〔36.7〕 /1,500-2,500 | 650〔66.3〕/1,500-2,500 | 700〔71.4〕/1,750-2,250 | 650〔66.3〕/1,500-2,500 | 700〔71.4〕 /1,750-2,250 |
WLTCモード燃費(km/L) | 19.5 | 13.1 | 12.5 | 13.1 | 12.4 |
車両本体価格(円) | 620万円 | 1,198万円 | 1,296万円 | 1,280万円 | 1,398〜1,440万円 |
※X2024年末に発売予定の新型X3にもディーゼルモデルがラインナップされます。(現在詳細スペックは非公開となっています)
BMWディーゼルモデルの気になる疑問
ここからは、ディーゼルモデルに対する疑問にお答えしていきます。ディーゼルモデルのご購入を検討されている方は、ぜひこちらも目を通してみてください。
ディーゼルモデルとガソリンモデルどっちが良いの?
ディーゼルモデルが向いている人
- ロングドライブも楽しみたい方
- 燃料コストを少しでも抑えたい方
ガソリンモデルが向いている人
- ガソリンエンジン特有のサウンドを楽しみたい方
- MシリーズやMsportなどのスポーツモデルに乗りたい方
長距離運転が多く少しでもストレスなく運転したいという方は、ディーゼルモデルが向いています。
反対に、高回転のエンジンサウンドやスポーツ走行を楽しみたいという方であれば、ガソリンモデルの方が向いていると言えるでしょう。
ただし、ディーゼルモデルとガソリンモデルはどちらも一長一短がございます。
あらためてご自身がどのようなカーライフを送りたいかや、お車にどのような性能を求めるかをイメージした上でお選びいただくと良いかもしれません。
ガラガラ音がしたりアイドリングが不安定になったりすることはあるの?
現在のBMWのディーゼルエンジンは、バランサーやインジェクター、電子制御技術が大幅に進化しているため、一昔前までのディーゼルエンジンにありがちな「ガラガラ音」はほとんど発生しません。また、アイドリングも非常に安定しています。
このあたりは、実際にディーラーでディーゼルモデルをご試乗いただき、エンジンの振動や音を体感されると良いかもしれません。
もちろんShonan/Toto BMWの各店舗でもご試乗が行えます。
ご試乗を希望の方は、下記リンクのお問い合わせフォームに必要事項を入力し、ご送信ください。弊社スタッフより、ご都合伺いのご連絡を差し上げます。
エコカー減税の対象なの?
2023年12月31日までは、クリーンディーゼルを搭載したモデルも、EVやPHEV同様「エコカー減税」の免税対象でした。
しかし、2024年1月1日からは、ガソリンモデルと同様に、燃費性能に応じた免税・軽減率が適用される形へと変更されています。
BMWの各ディーゼルモデルの軽減率や自動車重量税の税額については以下リンクからもご確認いただけます。
日本自動車輸入組合:輸入車(外国メーカー車)のエコカー減税対象車
また、販売店のスタッフにお問い合わせいただければすぐにお調べいたします。お気軽にお声がけください。
BMWのディーゼルモデルは認定中古車もおすすめです
ディーゼルモデルに限らず、新車の場合はマイナーチェンジやモデルチェンジのタイミングで生産が終了してしまうことがあります。もちろんそうなると新車で購入することはできません。
また、少しでも安くディーゼルモデルを手に入れたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
そんな時は、BMWの正規ディーラーから販売されている認定中古車の中からお気に入りの1台を探してみてはいかがでしょう。
認定中古車であれば、程度の良い中古車がしっかりとした保証付きで手に入ります。
※BMWの認定中古車については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
BMWの認定中古車はお得なの?メリット・デメリットを詳しく解説
Shonan/Toto BMWでも、ディーゼルモデルの認定中古車を販売しております。
※在庫検索はこちらから行えます。
まとめ
高出力でクリーンなBMWのディーゼルエンジンは、年々厳しくなる排ガス規制に適応するために、より高性能な「クリーンディーゼル」へと進化しました。
「クリーンディーゼル」が搭載された現在のディーゼルモデルは、環境性能だけでなく、燃費性能や走行性能も大幅に底上げされています。
Shonan/Toto BMWでは、ディーゼルモデルの新車はもちろん、認定中古車も販売しております。
在庫検索はこちらから行えます。
【新車在庫検索】
【認定中古車在庫検索】
気になるモデルがございましたら、お気軽にお問い合わせください。